添乗員って、どんな仕事してるのか分かりにくいですよね?
こんにちは!manaです。
添乗経験を元に、実際の仕事内容をご紹介している【元ツアコンが語る!】シリーズです。
今回は、添乗員の必需品!7つ道具をご紹介しますね。
ツアー旅行と手配旅行で必要な荷物が変わり、まずはツアー旅行についてお届けします。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
旗
添乗員と言えば、旗を持ってお客さんを案内しているイメージがありませんか。
ツアー型添乗では、バスガイドさんが乗務していない場合が多いので、旗を持って案内する機会が多くあります。
観光地入口までの誘導や、バス前・再集合場所での目印として、一つ持っていると重宝しますよ。
ただ、旅行会社から指定された旗だけだと、お客さんは他のツアーと見分けがつきません。
旗の先にぬいぐるみやスカーフなどをつけて、添乗員は分かりやすいように工夫しています。
私は、旗の指定がないときは、エアースティックを利用していました。
空気を入れるだけなので持ち運びもしやすく、他の添乗員も持っている人がいなかったので、お客さんは分かりやすいと喜んでくれました。
バスの入口付近に置いておくだけで、遠くから見ても自分のバスだと認識してもらえますよ。
出発時間 案内ボード
バスの入口付近に置いてあるのを見たことありませんか?
バスに常備されている場合は使わせてもらっていましたが、ない時のために持って行っていましたよ。
私は、お土産屋さんが無償配布してくれる時計型の案内ボードを、カバンの中に入れていました。
紙なので軽くて持ち運びしやすかったですよ。
バインダー
ツアー型添乗員なら、誰もが持っているのがバインダーです。
行程表や指示書、名簿などの重要書類を挟んでいるので、とても大切なものです。
ツアー型は書類が多いので必須アイテムですが、私は手配型では持って行きませんでした。
手配型では、行程表に打ち合わせ内容を書き込み、バッグに二つ折りにして入れていただけです。
手配型のバス旅行は、名簿がない場合が多いです。
飛行機の利用などで名簿がある場合でも、行程表とセットにしてバッグに入れていましたよ。
バインダーが手元にあると、どこかに置いてきてしまいそうで怖かったのが理由です。
A4サイズバッグ
私は、ツアー型と手配型ではバッグを変えていました。
ツアー型では、バインダーが入るバッグが必須です。
ツアーバッジやアンケートなど持ち物が多いので、大きなバッグじゃないと入らないのです。
今は、マザーズバッグのようにオシャレで多機能なバッグがあるのでうらやましいです。
キルティング生地が可愛いですね。私が働いていた頃にも欲しかったです。
パンツスーツ
添乗員は、パンツスーツを着ている割合がとても高いです。
動きやすく、スカートのように気を遣うこともないので、添乗員の制服といっても過言ではないです。
ちなみに、添乗員のスーツは自前です。
黒スーツ、黒バンプス、黒バッグで、真っ黒な添乗員が本当に多いです。
お客さんにも、「添乗員さんは黒じゃなきゃダメなの?」と聞かれるくらい、黒ずくめですよ。
普段の私は、グレーのスーツを好んで着ていました。
他の添乗員と一線を画したかったのと、お客さんから見つけてもらいやすいようにです。
黒スーツ添乗員ばかりだと、お客さんは見分けがつかないことも多いので、少しでも分かりやすいようにしていました。
デザイン性の高いスーツや、中に着る服にもこだわっていましたよ。
スーツは一歩間違うと、就活生に見えてしまいます。できるだけ襟付きシャツを着ないようにしていましたね。
カウンター
添乗員が絶対にしてはいけないことの一つに、お客さんを置いてきてしまうことです。
「置いて行かないよ~」と思われた方も多いと思いますが、悪気なくバスを出発させてしまう可能性があるのです。
バス出発前に、必ず全員が揃っているか確認します。
数えている途中にお客さんに話しかけられても、カウンターがあれば安心ですね。
全員乗車していると確認できても、「お隣の方もいらっしゃいますか?」「お連れ様もお揃いですか?」と声を掛けてから出発するようにしていました。
油性ペン
油性ペンは、お客さんが買ったお土産をバスのトランクに預けるときの、必須アイテムです。
袋に名前を書いてから入れておかないと、間違って持って帰る方がいるのです。
今は、エコバッグを持ち歩く方が多いので、判別しやすくなりましたね。
海鮮物を入れた発泡スチロールや紙袋には、名前を書いておくと安心ですよ。
まとめ
今回は、ツアー型添乗員の必需品ということで、7つ道具をご紹介しました。
ツアー型は添乗では準備物が多く、たくさん入るバッグが必須です。
スーツも黒ずくめの恰好だけではなく、オシャレする気持ちは忘れたくないですよね。
TPOをわきまえて、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
次回は、手配型旅行での必需品をご紹介します。お楽しみに!
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