日本から3時間程度で行ける台湾は、女性に人気の旅行先です。
カワイイ雑貨やオシャレなカフェなど女性心をくすぐるモノであふれています。
こんにちは!manaです。
今回は、台湾(台北)の2泊3日モデルコースをご紹介します。
定番スポットから、人気のグルメやおみやげなど、カワイイ!がいっぱいの台北旅行。
特に、初めての方におすすめなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
台北2泊3日
1日目
- 午前中台湾桃園国際空港着
↓【MRT】
- 14:00Boutech Jiantan Hotel (荷物を預ける)
↓【MRT】
- 14:30~
16:00台北駅周辺(散策)↓【徒歩】
- 16:00九份&十份ツアー出発
↓【ツアー車】
- 17:00~
19:30九份(観光&夕食)↓【ツアー車】
- 20:30~
21:00十份(ランタン上げ体験)↓【ツアー車】
- 22:00士林夜市(観光)
↓【徒歩】
- 23:30ホテルチェックイン(士林)
朝一の飛行機に乗ると、午前中に台湾桃園国際空港に到着することができます。
復路は夕方発の便が多く、昼過ぎには桃園空港に行かないといけないので、往路はできるだけ早く台湾に到着したいですね。
台湾桃園国際空港から台北市街へ
桃園空港から台北駅までは、台北MRT(地下鉄)で約40分で行くことができ便利です。
MRTは台北市内を網羅していて毎日利用することになるので、空港のMRTサービスカウンターで72時間有効なチケットを購入しましょう。空港MRT往復乗車券と台北メトロ72時間乗車券がセットで600元で販売されています。
MRTは運賃が安いので、正直、3日間の滞在で600元分使いきれるかは微妙なラインです。(空港⇔台北が往復320元で、残り280元分利用できます。)
乗車の度に購入する方がお得ですが面倒だし、チャージ式の交通系ICカード(悠遊カード)も便利ですが、発行手数料の100元は返金されない(選択肢がありすぎるのも迷う・・・)
結論として、今回のプランでは、72時間乗車券を空港で購入することにしましょう。
また、LINE Payユーザーの方は、スマホのQRコードを改札にかざすと直接支払いができます。無駄なくMRTに乗車できるので、ユーザーの方はLINE Payをご利用ください。
士林エリアのホテル
今回のプランでは、士林エリアのホテルがおススメです。1日目の夜に士林夜市観光を予定しているので、夜市から徒歩圏内のホテルだとラクで安心ですよ。
24時頃までMRTは動いていますが、夜遅くに電車に乗って帰るのは不安ですよね。タクシーも必ずつかまえられるとは限りません。
士林夜市から徒歩5分の距離にあるBoutech Jiantan Hotelは、比較的新しく清潔で女性におすすめのホテルです。
桃園空港からは台北駅で乗り換えて、士林駅から徒歩7分とアクセスもいいですよ。
台北駅周辺
この後に参加する九份&十份ツアーの集合場所である台北駅へ、MRTで移動します。
台北駅はとても大きなターミナル駅で、周辺も台北地下街や、新光三越台北駅前店、Breeze、Q squareなどのショッピングセンターが立ち並んでいます。集合時間までぶらり散歩しながら、台湾の雰囲気を味わいましょう。
歩いていると、定番土産のパイナップルケーキが目に入ることが多いと思います。種類によって味や触感が全然違うので、試食できる場合は試してみてくださいね。
Sunny Hillsのパイナップルケーキは、サクッとした食感としっとりした生地のバランスが絶妙で、パイナップルの自然の甘みが口に広がりとても美味しいですよ。ずっしりとして食べ応えがあるのも魅力の一品です。
九份&十份ツアー(観光)
台北に来たら、絶対に外せない九份。台北から1時間ほどの距離ですが、電車やバスを乗り継いだりと初めての方にはアクセスが難しい場所にあります。
特に、美しい夕刻から夜にかけてが九份観光のベストタイミングですが、暗くなって知らない土地でウロウロというのも不安ですよね。
今回は、台北駅発の現地ツアー(日本語ガイド)に参加して、安心して九份観光を楽しみましょう。
さらに、この現地ツアーはランタン(天燈)上げで人気の十份にも連れて行ってくれて、最後は士林夜市で降ろしてくれるんです。ありがたい。
さぁ、九份&十份に向けてレッツゴー!
九份(観光&夕食)
九份といえば、映画『千と千尋の神隠し』のモデルとなった場所として有名ですよね。
提灯に明かりを灯した街並みがあまりにロマンチックです。お天気が良ければ夕日の沈む景色が見れるし、雨が降っていると霞がかった幻想的な雰囲気になりますよ。
約2時間半の滞在時間があるので、たっぷり街歩きを楽しむことができます。お茶屋で台湾茶をたしなむのも良し、B級グルメを食べ歩くのもいいですね(士林夜市のために食べ過ぎないのがおススメ)。
カワイイ雑貨のお店も多くあり、小さな湯呑が特徴の茶器や、中国風の生地を使った手作りポーチ、九份限定のマスキングテープ、ワンちゃんグッズなど欲しいものがたくさん見つかりますよ。
十份(ランタン上げ体験)
九份を満喫した後は1時間ほど移動して、十份でランタン(天燈)上げを体験しましょう。
ランタン飛ばしは、元宵節(旧歴元旦から15日目の満月の日)を祝うための行事でしたが、今では一年中ランタン上げ体験をすることができます。
1m四方の大きなランタンに願い事を書いて、空へと飛ばします。願い事によってランタンの色が違うので、色を選ぶところからワクワクしますね。
願い事を十份の空に託して、台北へと戻ります。台北駅まで送ってくれますが、今回は手前の士林夜市で降ろしてもらいましょう。
士林夜市(観光)
士林夜市にやって来ました!何食べる?まずは、鶏排?大腸包小腸?でも、葱油餅は外せない!すみません。興奮しすぎました・・・お腹を空かしていたのでつい(笑)
士林夜市は台北最大級のナイトマーケットで、1910年から続く歴史のあるマーケットでもあります。B級グルメの屋台が有名ですが、洋服や家具、雑貨にペット用品など様々なものが売られていて、見て回るだけでも楽しめます。
夜中1時頃まで開いていますが、0時を過ぎると閉めるお店も出てくるので、欲しいものは早めにゲットするようにしてくださいね。
ちなみに、夜市では現金払いのお店がほとんどなので、現金を用意しておきましょう。
せっかく来たので、やっぱり屋台グルメは試してみたい!美味しそうなものが多すぎて何から食べていいのか迷ってしまいますね。
メインは顔よりも大きいジーパイ(フライドチキン)にジャンボソーセージ、線麺や魯肉飯(ルーローハン)で締めて、台湾カステラやフルーツ、豆花(トウファ)のデザートまで。もはやフルコース。
お腹いっぱい食べた後は、歩いてホテルに戻り、明日に備えてゆっくり休みましょう。
2日目
- 9:00ホテル発
↓【徒歩】
- 9:15~
10:00双胞胎手工蛋餅捲ㄦ(朝食)↓【徒歩】
- 10:10~10:40士林駅
↓【バスR3】
- 11:00~12:00忠烈祠(観光)
↓【バス&MRT】
- 13:00~13:30龍山寺(観光)
↓【MRT】
- 14:00~15:00杭州小籠湯包(ランチ)
- 15:00~16:00中正紀念堂(観光)
- 16:30~19:00台北101(観光&ショッピング)
- 19:00~20:00SALT & STONE(夕食)
- 20:40ホテル
朝食(双胞胎手工蛋餅捲)
2日目の朝は少しゆっくりめのスタートで、士林駅で人気のモーニングを食べに行きましょう。
蛋餅(台湾風クレープ)やサンドウィッチが食べられるローカルの方にも人気のお店です。クレープやドリンクの種類が豊富で、日替わりメニューは200円程度で食べられますよ。
6:30からオープンしているので、少し早めに目覚めても立ち寄ることができますよ。
士林駅
朝食を食べた後は、バスに乗って忠烈祠に向かいます。
お店から徒歩2分のバス停(捷運士林站(中山))から902番のバスに乗ります。現金15元の先払いでお釣りは出ないので用意しておきましょう。
海外でバスは慣れなくて不安という方も多いと思いますが、分かりやすいルートを選んだのでチャレンジしてみるのもいいと思います。
やっぱりバスはちょっと・・・と思われる方は、士林駅からタクシーで15分くらいで行くことができますので、お好きな方を選んでみてくださいね。
902番のバスが近づいてきたら、手を挙げて「乗ります!」と意思表示しましょう。海外のバスは、手を挙げないと通り過ぎてしまいます。
前方のドアから乗り込み、150元を現金投入箱に入れて、座席に座ります。運転が荒い(!)場合もあるので、安全のために席が空いていれば座る方がいいですね。
7つ目の忠烈祠(Martyrs’ Shrine)のバス停で降ります。直進していたバスが大きく左折して、川沿いに出たら3つ目です。バスを降りると目の前に忠烈祠の門が見えてきますよ。
忠烈祠(観光)
忠烈祠は、戦死した約33万人の英霊が祀られている追悼施設で、現在では観光スポットとして多くの観光客が訪れています。
中でも人気なのが、衛兵交代式。
毎時0分から約20分かけて行われる衛兵交代式は、見ごたえがあります。
大門と大殿に2人ずつ配置されている衛兵は微動だにせず、まばたきすら控えているといわれています。(お見事!)
衛兵は、陸軍・海軍・空軍の当番制となり、陸軍は緑、海軍は紺(夏は白)、空軍は青色と制服の色で見分けることができますよ。
写真の中央に5本の茶色の線が見えますが、衛兵交代式での長年の行進によってついた足跡なんですよ。まるで元からデザインされていたみたいに、くっきり真っ直ぐついていますね。
衛兵交代式を見た後は、革命烈士や武人が祀られているお堂を見学しましょう。入場無料で、日本語で説明文が掲示されているのがありがたいです。
陸軍通訳として従事していた山田良政という日本人の名が霊牌に刻まれています。孫文との交流も深く、忠烈祠で唯一の外国人として祀られています。
忠烈祠の見学を終えたら、次は龍山寺に向かって移動しましょう。帰りは、降りたバス停(川側)の反対車線のバス停(忠烈祠側)でバスを待ちます。
247番の臺北郵局行きバスに乗り10個目の台北駅まで約15分(150元)。台北駅からはMRTに乗り、龍山寺駅まで向かいます。
今回のプランでバスを使うのはこれで終わりです。お疲れさまでした!
龍山寺(観光)
龍山寺は1738年に創建された台北最古の寺院です。ご本尊の観世音菩薩をはじめ、100以上の神様を祀っており、最強のパワースポットとして毎日多くの参拝客が訪れています。
まずは山門をくぐり抜けて、龍門から中へ入りましょう。左足で敷居をまたぐのが作法と言われています。手を合わせ、3回頭を下げて参拝します。地元の方が熱心に参拝されているので、じゃまにならないよう静かに参拝しましょう。
境内には、ご本尊の観世音菩薩、受験の神様と呼ばれる文昌帝君、家内安全や商売繁盛を司る天上聖母、子宝や安産の神様である註生娘が祀られています。
さらに、三国志で有名な関羽が祀られていて、商売繫盛や財運招来、勝負運アップなどにご利益があるとされていますよ。
最後に忘れちゃいけないのは、赤い糸伝説で有名な月下老人。筊と呼ばれる三日月形の赤い木片を2つ投げて表と裏が出れば、「赤い糸」をいただくことができます。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
杭州小籠包(ランチ)
2日目のランチに小籠包はいかがですか。杭州小籠包は、中正紀念堂の近くにあるローカルの方ににも人気なお店です。
行列が絶えないお店なので、少し時間をずらして訪れるのがいいかもしれません。並んでいても回転が速いので、並んで様子を見てみてくださいね。
薄皮でジューシーな肉汁あふれる小籠包はもちろん、焼売や酸辣湯も美味しいですよ。お試しあれ。
中正紀念堂(観光)
中正紀念堂は、中華民国初代総統である蒋介石を記念し1980年に建てられました。中正とは蒋介石の本名である蔣中正を指しています。
自由広場、音楽庁と戯劇院、さらにメモリアルホールと続く広大な敷地は、25万平方メートルにも及びます。メモリアルホールには、高さ6mもある蔣介石の銅像が、中国の方向を見つめ鎮座しています。
中正紀念堂でも、衛兵の交代式が行われています。毎時00分から約10分間の儀式となっているので、時間が合えば見てみてくださいね。
台北101(観光&ショッピング)
2日目最後のスポットとなる台北101に向かいましょう。MRTで20分ほどで行くことができますよ。
高さ509.2mを誇る台北のランドマークタワーで、全面ガラス張りという近代的なデザインながらも、伝統的な宝塔と竹の節がイメージされた建物となっています。
地下1階~6階まではショッピングモールが広がり、89階は屋内展望台、91階には屋外展望台があり多くの観光客が訪れています。
ショッピングモールはハイブランドを中心に、台湾限定ブランドやアパレルショップ、フードコート、スーパーマーケットがあり、歩いているだけでウキウキが止まりませんよ。
地上382mの展望台からは、台北市街が360度見渡せる絶景が広がっています。夕景から夜景にかけては、特に美しい景色を眺めることができます。
展望台のチケットは事前に予約しておくことをおススメします。5階のチケットカウンターは混雑していて並んでいて、希望時間に上がれないこともあります。
チケットを事前に購入しておけば、現地でQRコードを見せるだけで待たずに展望台に行くことができますよ。
SALT & STONE(夕食)
夕食は、台北101の4階にあるレストランSALT & STONEでイタリアンはいかがですか。
フードコートはカジュアルすぎるけど、高層階のレストランはお高くて・・・という方にピッタリ。LAスタイルのリラックスした雰囲気の店内で、パスタとピザを召し上がれ。
美味しそうな自家製のパンも販売していて、ついつい買ってしまうかも?!
3日目
- 午前中ホテルチェックアウト
↓【MRT】
- 台北駅(荷物預け)
↓【徒歩】
- 角公園咖啡 Triangle Garden Cafe(モーニング)
↓【徒歩】
- 中山エリア(散策)
↓【空港MRT】
- 午後桃園国際空港
台北駅(荷物預け)
ホテルをチェックアウトした後は、まず台北駅へ直行します。台北駅のコインロッカーに大きな荷物を預けて、身軽に散策を開始しましょう。
できれば、空港MRTの台北駅近くのコインロッカーに預けておくと便利ですよ。地下鉄MRT台北駅と空港MRT台北駅は10分ほど離れています。地下から行くと迷うこともあるので、地上に出て目指す方が分かりやすいかもしれないですね。
さらに、この後に行く予定のカフェにも空港MRT台北駅からの方が近いですよ。
角公園咖啡 Triangle Garden Cafe(モーニング)
最終日のモーニングは、台北駅から徒歩10分の角公園咖啡 Triangle Garden Cafeでいただきましょう。
黄色い看板が目印の2階にあるカフェは、高い天井の開放感がありクラシックが流れる落ち着いた雰囲気です。
コーヒーや烏龍茶などドリンクが豊富で、ワッフルやケーキもあるので軽めのモーニングにいいですね。
週末の午後は予約が必要なほど混むこともあるので、比較的空いている午前中がおススメですよ。
中山エリア
角公園咖啡 Triangle Garden Cafeから徒歩10分くらいで中山エリアに行くことができます。
デパートやオシャレな雑貨屋、アパレルショップが広がる人気のショッピングエリアとなっています。
特に、赤峰街と呼ばれる路地裏には、台湾メイドのカワイイ雑貨やヴィンテージショップなどの個性的なお店が並んでいますよ。
空港に行く時間まで、最後までカワイイ!を探し歩きたいですね。
まとめ
今回は、女性におすすめの台北2泊3日モデルコースをご紹介しました。
観光、ショッピング、グルメと台北の魅力をギュッと詰め込んだプランですが、いかがでしたか。
街を歩けば、カワイイ!が溢れている台北。ぜひ、お気に入りを見つけてくださいね。
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