今年の年末年始は滋賀県に出かけてみませんか。
滋賀県は、由緒あるお寺や神社が多く、見どころもたくさんありますよ。
こんにちは!manaです。
あっという間に年末が近づいて来ていますね。
【年末年始旅行におすすめ!】として、滋賀県を代表する比叡山延暦寺をご紹介します。
雪深く、寒さ厳しい場所ですが、心が浄化されて、素晴らしい一年の幕開けになりそうなスポットですよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
延暦寺へのアクセス
比叡山延暦寺へは、電車でも車でも行くことができます。
大阪から1時間半ほどで行くことができますよ。
電車の場合は、滋賀県側の比叡山坂本駅からケーブルカーで行くことができます。
冬は雪で道路が滑りやすくなっている場合があるので、注意して運転してくださいね。
延暦寺は3つのエリアに点在しているので、車やシャトルバスを利用して移動します。
シャトルバス1日乗車券(1000円)も販売されているので、お得に参拝することができますよ。
ケーブルカー坂本駅や延暦寺売店などで購入することができます。
境内の参道は、雪が除去されている場所も多いですが、日陰などは滑りやすくなっています。
足元に気を付けて参拝してくださいね。
名称:比叡山延暦寺
住所:滋賀県大津市坂本本町4220
URL:https://www.hieizan.or.jp/
比叡山延暦寺
滋賀県と京都府にまたがる山全体が信仰の対象となっている比叡山。
世界遺産に登録されていて、東に琵琶湖、西に京都市内を一望することができます。
比叡山延暦寺は、最澄によって開かれた天台宗の大本山です。
最澄亡き後も、円澄や円仁といった弟子たちにより発展し、学問や修行の場として体系的に整備されていきました。
法然・親鸞・道元・日蓮などの各宗派の開祖も比叡山で学び、日本宗教の母山とよばれるようになりました。
織田信長による比叡山焼き討ちなど、歴史にたびたび登場し、延暦寺が重要な役割を果たしていたことが分かります。
比叡山延暦寺は、山全体を境内とし、東塔・西塔・横川の三塔3つのエリアに分かれています。
冬は積雪もあり、寒さ厳しいエリアなので、暖かい格好で参拝してくださいね。
東塔(とうどう)
比叡山延暦寺の中心的エリアで、多くのお堂が集まっています。
根本中堂(こんぽんちゅうどう)
三塔にはそれぞれ中心となるお堂があり、東塔は根本中堂と呼ばれています。
根本中堂は、延暦寺の総本堂で、薬師如来がご本尊となります。
ご本尊の前には、「不滅の法灯」があり、1200年もの間消えることなく灯り続けているといわれていますよ。
大講堂
僧侶の学問修行の場が大講堂で、大日如来をご本尊としています。
東塔
最澄は、国を守るために日本全国に6つの塔を建立し、東塔はそれらを統括する塔となっています。
根本中堂とともに、延暦寺の代表的な役割を果たしていますよ。
阿弥陀堂
東塔のとなりにある阿弥陀堂は、比叡山開創1150年を記念して建立されました。
お堂の前には水琴窟があるので、ぜひ美しい響きを聴いてみてくださいね。
文殊楼
長い石段を上ったところにある文殊楼は、延暦寺の総門です。
比叡山を徒歩で登ってくると、最初に通る重要なスポットです。
文殊菩薩がご本尊で、合格祈願など多くの学生が祈願に訪れています。
西塔(さいとう)
西塔は、東塔からシャトルバスで5分ほどの場所にあり、2代目座主の円澄によって開かれました。
釈迦堂
西塔の中心となるお堂で、釈迦如来がご本尊のことから釈迦堂と呼ばれています。
豊臣秀吉が、比叡山焼き討ち後に三井寺から移した山内最古の建物です。
にない堂
にない堂は、同じ建物が渡り廊下でつながれています。
左側が阿弥陀如来を本尊とする常行堂、右が普賢菩薩を本尊とする法華堂です。
弁慶が渡り廊下を天秤のようにして、二つのお堂を担いだという伝説から、にない堂と呼ばれていますよ。
横川(よかわ)
西塔の北に位置する横川エリアは、3代目座主の円仁によって開かれました。
西塔からシャトルバスで10分、東塔から15分の場所にあります。
横川中堂
横川中堂は、横川エリアの中心的なお堂で、聖観音菩薩をご本尊としています。
遣唐使船をモデルとした舞台造りの建物で、鮮やかな朱色が印象的ですね。
元三大帥堂
慈恵大師(元三大師)の住居跡といわれている元三大師堂。
現在のおみくじは、慈恵大師が考えたものといわれ、おみくじ発祥の地となっていますよ。
まとめ
【年末年始旅行におすすめ!】スポットとして、比叡山延暦寺をご紹介しました。
大阪や関西方面からも近くて、訪れやすい場所ですよ。
東塔、西塔、横川と3つのエリアに点在していて、見どころもたくさんあるお寺です。
冬は寒さがとても厳しい地域でもあるので、きっちりと防寒対策して参拝してくださいね。
滋賀県には、延暦寺以外にも寺社仏閣がたくさんあるので、次回ご紹介します。
お楽しみに!
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