登山初心者でも、ダイヤモンドヘッド登山はできる?どれくらいしんどいの?!
【結論】予想以上にしんどい!でも登る価値はあります!
こんにちは!manaです。
元添乗員で旅行のプロだけど登山初心者の私が、ダイヤモンドヘッドに登ってきた模様をレポートします。
ダイヤモンドヘッドに登ってみたい!と思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
登山準備
え?!本格的な準備がいるの?登山グッズなんて持っていないよ!と思われた方、大丈夫です。
ここでいう登山準備とは、ダイヤモンドヘッドの予約のことです。
30日前から公式サイトで予約ができるので、登山日時を決めたら事前に予約しておきましょう。空きがあれば、当日でも予約できますが、事前に予約しておくことをおススメします。
登山の服装と持ち物
”歩きやすい靴”は、必須です。
ビーチサンダルやヒールのあるサンダルで歩いている方を見かけましたが危険です!ゴツゴツした岩場もあるので、履きなれたスニーカーがおすすめです。登山初心者の私でもスニーカーで大丈夫だったので、登山靴まで準備しなくても良いと思いますよ。
服装も、いわゆる登山ウェアまで揃える必要はないと思います。海外の方はタンクトップ&短パン姿がほとんどです。いや、軽装過ぎん?!
日焼けしたくない私は、ユニクロのUVカットパーカーに帽子・サングラスの完全防備で、周囲とのギャップが大きかった(笑)
登山道は、直射日光が強く、日差しを避ける場所がないので、帽子はある方がいいと思いますよ。
また、ペットボトルの水は忘れずに。登山入口の自動販売機(3ドル)で買うか、持参していきましょう。水分補給は大切です。何より、体が水分を欲します。
上記と財布、スマホの貴重品以外は、できるだけ身軽な恰好で登るようにしましょう。
いざ!登山スタート
今回、私は赤いライン上のルートを登っていきました。いくつか分岐点がありますが、その時の自分の状況(しんどさ)で選んでいた結果が、赤いルートになりました。
ちなみに、前提条件として私のスペックはこんな感じです↓↓これでも登れた!
さぁ、いよいよ登山スタートです。有名なモニュメント前で記念撮影。下山後は疲れていて余裕ないと思うので、登る前に撮っておいた方が良いですね。
トレッキングロードの入口はアスファルト舗装されていて、なだらかな坂道です。スタート付近は道が広く、行き交う人も少ないので歩きやすいですよ。
歩きやすい道は最初だけで、ほとんどがデコボコした道を進んでいきます。段々と傾斜が急になってきます。でも、まだまだ元気!
歩いていると、トレッキングロードの先が見えるタイミングがあります。あの先まで行くのねと思いながら、あれ?!ちょっとしんどくなってきたかも?!
登っていくと、あらゆる角度から色んな景色が楽しめます。これから、どんどん景色が変化していきますよ。
せっせと登っていた私を萎えさせたポイントです。下から眺めるトレッキングロードと人、人、人。
曲がりくねった先は見えず、まだゴールまでは遠そう・・・がんばるぞ!
急に景色が開けた!海がきれい!ちょっとした展望台に到着しました。
元は、荷物や資材を運搬するリフトの発着場として使用していた場所のようです。休憩しながら、写真タイム。
一休みして、登山再開!と思ったら、急な傾斜が待っていました。さらに、登っていくにつれてトレッキングロードが狭くなり、混雑してきました。
疲れて休憩している人の姿も見えますね。
がんばって階段を登った後は、細長いトンネルがあります。ゴールが近いかも?!とワクワクしながら、暗いトンネルを進んでいきます。
トンネルを出ると、絶望・・・唖然・・・
出た!これが噂の急な階段か。事前に予習していた時も、サイトでよく見かけていた階段。このタイミングで出てくるのね。もう体力残ってないよ・・・
この階段を登るのが頂上への最短ルートのようですが、先ほどの階段で太ももに乳酸が溜まっていた私たちは、迷わず左の迂回路へ。
迂回路に入るとすぐに休憩用のベンチもありますよ。一度座ったら立ち上がる自信がないので、横目で見るだけにしておきました。
迂回ルートの先端にある展望台(部屋)に立ち寄りました。ここは、かつての軍事統制室だたそうです。
出入口の天井はかなり低く、頭をかがめて出入りします。
低い天井だからこそ見える景色が美しい!まるで額縁に入った絵画のようです。青い空と海がさらに映えますね!
かなり疲れていましたが、この景色を見て復活しました。残すは頂上展望台だけ。どんな景色が広がっているのでしょうか。
見てください!この景色。頂上からはワイキキの街並み、青い海と空が一望できます。360度のパノラマが広がっていますよ。
遠くの方には水平線が丸く見えて、「地球は丸いんだなぁ」と改めて実感することができます。
反対側は、クレーターの形がはっきりと見ることができます。。ダイヤモンドヘッドがクレーターで形成された火山だということがよく分かりますね。
展望台は大混雑していましたが、皆ゆずり合いながら、思い思いの時間を過ごしていましたよ。
景色を思う存分堪能したら、下山です。下山は、来た道を下っていきます。
登りに比べて圧倒的にラクです。身体的にはもちろん、ルートが分かっている分、気持ちもラクですよ。登ってくる方たちのしんどそうな顔を見ると、「もう少し!がんばれ!」と応援したくなりました。
ただ、足元は不安定なので、滑らないように注意しながら降りるようにしてくださいね。
登山口の広場まで戻ってこれば終了です。お疲れさまでした!
登山開始時刻10:30、頂上到達時刻11:20、下山時刻12:10。
登りは50分、頂上滞在時間が20分くらいで、下りは30分くらいで降りてきてますね。1時間半から2時間あれば、休憩込みで往復できますよ。
登山口付近にあるお土産ショップで登山証明書を購入することができます。登山日のスタンプが押されていて記念にもなりますよ。
まとめ
初めてのダイヤモンドヘッド登山。しんどかったです。
行く前に色んな方のレビューを読んでいてイメトレしていましたが、予想以上にしんどかった!
30分で登れたと言っていた方もいたし、サクっと登ってきたという方も多かったので、初心者でも余裕かなぁと思っていたら・・・そもそものスペックが違うんでしょうね。
でも!登って良かった!
いつも見上げるだけのダイヤモンドヘッド。一度は登ってみたかったし、がんばった先に広がる景色は何ものにも代えられませんね。
登山初心者の方にも、ぜひチャレンジしてみてほしいです!
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