2023年9月にハワイに旅行してきました。今回、利用した旅行会社、ホテル、航空会社やレンタカーなどを元添乗員の視点からレビューしたいと思います。
皆さんのハワイ旅行計画に、お役に立てれば嬉しいです!
※2023年9月時点の情報で、個人の感想が含まれていますので予めご了承ください。
概要
旅行会社【HIS】
以前からハワイ旅行は、HIS一択!と思っていました。理由は、旅行代金の安さです。
今回もHISで予約する前に、下記のようにコスト比較をしてみました。
全て比較した結果、やはりHISが一番安かったです。旅行会社によって得意なエリアが異なりますが、ハワイはHISとJTBが強いですね。
料金は、時期やサービス内容によっても異なります。私は価格重視で、航空券&ホテルのみのシンプルなプランで比較したので、HISという結果になりました。追加手配やサービス重視のプランにすると違う結果になるかもしれません。
HISでの予約は、全てweb完結です。マイページで予約管理し、基本的にはメールでのやり取りとなり対人サービスはありません。
「ちょっと不安・・・」と思われた方は、電話での問い合わせ窓口が設置されているので大丈夫ですよ。「それでもやっぱり不安・・・」という方は、店舗で直接予約するのが安心かもしれませんね。
私にはマイページで管理する方法が、気楽で助かります。どうしても対人だと、追加手配やオプショナルツアーをすすめられる可能性がありますよね。
今回の予約に関して、一つだけ不満に感じることがありました。飛行機の座席指定の案内が、航空券&ホテル予約完了後にメールで届いたことです。
座席指定に追加費用が発生することは理解していますが、案内のタイミングが絶妙に遅いと感じました。
航空券&ホテルの決済完了前に、座席指定の申し込みもしたかった!同時申し込みなら、予算も立てやすく追加支払も負担に感じなかったのに・・・
一旦、クレジット決済した翌日に【並び席プランのご案内】メールが来たんですよね。しかも、往復6,000円/人は高くない?メールで申し込みというやり取りも、少し面倒に感じました。(あくまで個人の感想ですが・・・)
HIS内の都合があるのかと思いますが、できれば航空券&ホテル予約と同時に申し込みさせてくださいm(_ _)m
それでも総合的に判断すると、5段階評価で4です。価格重視&シンプルプラン希望の方にはHISはおススメですよ。
航空会社【ハワイアン航空】
関空からホノルルまで、ハワイアン航空とJALのコードシェア便を利用しました。機体はAirbus A330で、ハワイアン航空の運航でした。
コードシェア便とは、2社以上の航空会社によって飛行機を共同運航している便のことを指しますが、実質は1社の機体・乗務員で運行されています。
ハワイアン航空は、AirlineRatings社が発表した「エアライン・オブ・ザ・イヤー2023」で22位にランク付けされています。また、同社の「世界で最も安全な航空会社2023」では12位となっています。
初めてハワイアン航空を利用しましたが、「可もなく不可もなく」というのが正直な感想です。
①耳栓
②有線イヤホン
③アイマスク
機内アメニティは、座席に毛布がセットされてあり、着席後に上記③つが入った封筒が配られます。枕はなく、アメニティは物足りなく感じました。
座席にはパーソナルモニターとUSBポート1口が設置されていました。日本語対応のオンデマンド映画、テレビ、ゲームのエンターテインメントは充実していましたよ。
機内食は美味しかったです!私は機内食が苦手でほとんど食べられないのですが、ハワイアン航空の機内食は完食できました。
有名なホノルルクッキーが一つ添えられていたのも嬉しいポイントでした。ハワイの人気のお土産でとても美味しいですよ。店舗では様々な種類のクッキーを試食できます。
往路は出発1時間後にロコモコ丼(チョイスなし)、復路は出発2時間後に、チキンソテーかポーク焼きそばが提供されました。往復ともに、到着1時間半前に軽食(サンドウィッチ他)が出ました。
「ハワイに行くとき以外は、好んで利用する航空会社ではない」というのが個人的感想で、評価は3です。私はアメニティの充実を重視するので、他にも良い航空会社がたくさんあるということですね。
※2023年12月 アラスカ航空がハワイアン航空を買収すると発表しました。統合後は、ワンワールドに加盟することになります。更なるサービス向上が期待できるかもしれませんね。
ホテル【トランプ インターナショナルホテル ワイキキ】
※2024年2月8日より「ワケア・ワイキキ・ビーチ」として生まれ変わります。
トランプインターナショナルホテルワイキキは、自信を持っておススメします!
「リゾート地はホテルを最重視するべき!」というのが私見で、ホテル選びに妥協はしません。リゾート地ではホテル(部屋)滞在時間も長くなるので、快適かどうかは旅行全体の評価に大きく響きます。
反対に、複数都市周遊や観光メインの旅行であれば、「ホテルは寝るだけ」という時間しか取れないので、アクセス(立地条件)重視でホテルを選びます。
話が少しそれましたが、今回トランプインターナショナルホテルワイキキは下記の理由で選びました。
トランプインターナショナルホテルワイキキを選んだ最大の理由は、どの予約サイトでも「サービスが良い」と口コミ評価が高かったということです。
今回は、大人4人で「デラックス2ベッドルームシティビュースイート」を予約しました。ツインを2部屋予約するよりも、2BDスイートの方が安かった(!)のです。
さらにスイートは洗濯機と乾燥機まで付いています。毎日、汗だくになっていたので洗濯機は大活躍でしたよ。帰国後、大量に洗濯する必要もなくてラクでした。
素泊まりプランにしたので、キッチン完備というのはうれしいポイントでした。フルキッチンで朝食やコーヒーを準備して、楽しい朝時間を過ごすことができましたよ。
バスルームも2室あり、1室はバスタブ付きでした。やっぱり湯船につかるのは疲れが取れますよね。4人とも毎日バスタブのあるバスルームを利用していました。1日2回はルームキーピングが入ってくれていました。
トランプインターナショナルホテルワイキキは、ビーチまで徒歩3分、カラカウア通り(メインストリート)にも徒歩5分、ABCストア(ハワイのコンビニ)まで徒歩3分で行くことができます。
トロリー停留所やBiki(レンタサイクル)ポートも目の前にあり、どこに行くにも好立地なのも魅力です。リゾートステイは、立地が本当に大切ですよ。
ハワイ初日は午前11時半頃にホテルに到着したのですが、ラッキーなことにチェックインしてもらえました!本来チェックイン時刻は16時で、アーリーチェックインを申し込んでいなかったのにありがたい。
さらに、シティビューの予約をオーシャンビューにアップグレードしてくれたんです!もう大感謝!オーシャンビューは少し割高で、諦めてシティビューを予約していたので、喜びもひとしおでした。
口コミ高評価通りのサービスの良さ。チェックインやアップグレードはタイミングもあるとは思いますが、他のスタッフもいつも気持ちよく接してくれて、とてもありがたかったです。ここに住みたい!帰りたくない!と思っていました(笑)
総合評価は大満足の5です。繰り返しになりますが、リゾートステイでのホテル選びは妥協しないでくださいね。
定額送迎タクシー【HANA TAXI】
空港⇔トランプホテルの往復送迎をHANA TAXIに依頼しました。片道35ドル(チップ込み)の定額タクシーで安心です。
空港からワイキキまでは、路線バス、シャトルバス、タクシー、レンタカーなど多くの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを挙げてみますね。
手段 | メリット | デメリット |
路線バス | 最安値(3ドル) | 時間がかかる(75分) スーツケースは持ち込めない |
空港送迎シャトルバス | 安値(23ドル前後) 日本で予約可能 | ホテルを順番に回るため、 時間がかかる(30分~) |
ライドシェア(Uber、Lyft等) | 28ドル前後(チップ込み) アプリで呼べる | メーター制のため、金額が変動 ドライバーが一般人 |
定額タクシー | 定額35ドル(チップ込み) プロのドライバー | 上記に比べると少し割高 |
タクシー | プロのドライバー | メーター制のため、金額が変動 (45~50ドル) |
まず、路線バスはスーツケースは持ち込めず、時間がかかりすぎるため現実的ではありません。
空港送迎シャトルバスは、日本から申し込みすることができます。旅行会社ではオプションを用意しているので、容易に予約することができますよ。ただ、混乗車のため、他のホテルに立ち寄り時間がかかるのがデメリットです。
Uberなどのライドシェアは、アプリ完結型のサービスで安価で手軽なのがメリットです。事前にアプリをダウンロードしておき、利用することをおススメします。
メーター制のタクシーはおススメしません。平均45~50ドルにチップを加算すると高額になってしまいます。タクシーの場合は、定額タクシーを予約しておきましょう。
定額タクシーは、HANA TAXIとチャーリーズタクシーがあります。チャーリーズタクシーは33ドルですが、チップや税が含まれていません。
ホノルル空港は送迎車が待機できないので、乗車場所につくとLINEでドライバーを呼ばないといけません。なぜかHANA TAXIのLINE IDが友達追加できず焦っていたのですが、乗車場所にいた交通整備のスタッフの方が呼んでくれたため、スムーズに乗車することができました。
復路は、時間通りにホテルに迎えに来てくれました。配車完了のメールも送ってくれるので親切ですよ。支払いは現金かカードで、現金の場合はお釣りの出ないように準備しておきたいですね。
安心の定額料金で、ホテルに直行してくれるので時短にもなりますね。スムーズな乗車も合わせて、総合評価は4です。
レンタカー【ワンズレンタカー】
今回の旅行では、レンタカーを2日間利用しました。ワンズレンタカーで、トヨタのシエンタという7人乗りのミニバンでした。
ワンズレンタカーに決めたのは、下記の理由からです。
ハワイには、日本最大手のニッポンレンタカー、アメリカ大手のダラー・レンタカー、日本人経営のホノルル・オート・レンタル、車好きに人気のチェイス・ハワイ・レンタルズ、車種が豊富なアラモレンタカーなど多くのレンタカー会社があります。
最終的に上記条件に全て当てはまり、オフィスがトランプホテルから徒歩10分の位置にあるワンズレンタカーを選びました。予約から貸出&返却手続きも、全て日本語でできるので安心ですよ。
ワイキキショッピングプラザの裏にあるオフィスは貸出手続きだけで、駐車場はオフィスから送迎車で10分ほど走った場所にあります。18時までに返却すれば、オフィスの場所まで送迎してくれます。
受付オフィスと駐車場の場所が違うというのが、他のレンタカー会社よりも不便な点ではありますが、個人的には気になりませんでした。時間に余裕を持って手続きすれば、問題ないと思いますよ。
日本語ナビもシンプルで使いやすく正確でした。画面が小さいのでドライバーには見づらいかもしれないですが、助手席でナビする分には分かりやすかったです。
総合評価は3で、特筆すべき点はなく「普通」という感想です。
カーシェア【Hui】
2日目にカーシェアを5時間利用しました。トヨタが提供しているHuiというサービスで、全てアプリで完結することができます。
オアフ島に約70のカーステーションがあり、トランプホテルから徒歩3分の場所では、プリウスが1台利用できます。空いていれば当日予約も可能ですが、日本で予約しておくことをおススメします。
事前にアプリをダウンロードし、運転免許証やクレジットカードの情報を登録します。アプリが車の鍵となり、オンライン状態であることが必須なのでご注意くださいね。
長時間の利用であればレンタカーの方が割安ですが、短時間であればカーシェアは便利ですよ。カーシェアには「乗り捨て」サービスはなく、必ず借りた場所に返却してくださいね。
ガソリン代は料金に含まれていて、座席の下にあるガソリンカードを使って給油すればOK。ガソリンの残りが1/4を切っていたら、給油してからステーションに返却するようにしてください。
アプリ完結型とステーションの多さを踏まえて、総合評価は4です。
まとめ
2023年9月にハワイ旅行した情報をもとに、利用したサービスをレビューしてみましたがいかがでしたか。
私は海外でも国内でも、旅行会社には最低限の手配しか依頼せず、他のサービスは個人手配します。
実際に利用してみて良かったこと、悪かったことを率直にお伝えしましたが、あくまで個人の感想なのでご理解くださいね。
今回ご紹介した内容が、皆さんのハワイ旅行でお役に立つことを願っています!
Mahalo~
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