四季のある日本では、季節に合わせて毎月どこかで、お祭りが開催されています。
ここ数年はコロナ禍で思うように開催できていないお祭りも多いですが、次回のために今からリサーチしておくといいですね。
こんにちは!manaです。
今回は、日本各地で行われているお祭りを月ごとにご紹介します。
お祭りに合わせて、それぞれの土地に訪れるのも楽しいですよね。
ぜひ、お気に入りのお祭りを見つけてくださいね。
1月
西宮神社 十日えびす(兵庫県)
西宮神社は、全国におよそ3500社ある戎神社の総本社で、商売繫盛の守り神えびす様(えべっさん)が祀られています。
「十日えびす」には100万人を超す参拝者が訪れます。
1月10日早朝は、開門と同時に走り出す「福男選び」神事が、西宮戎の風物詩となっています。
2月
春日大社 節分万燈篭(奈良県)
春日大社には約3000基の燈篭に火が灯され、商売繁盛・家内安全、先祖供養などの祈りを込めています。
長い年月をかけて藤原氏の親族をはじめとした多くの国民から奉納された燈篭は、つくられた時代によって模様や色形が違い趣がありますよ。
3月
東大寺 お水取り(奈良県)
東大寺の二月堂で行われるお水取りは、1250年以上続く修二会と呼ばれる行事の一つで、他にも様々な法要や儀礼が営まれています。
心身を清めた僧が、仏の前で罪を懺悔し、あわせて天下安穏などを祈願します。
僧が松明を持って走る姿が有名で、お水取りの風物詩となっていますよ。
4月
長浜曳山ひきやま祭(滋賀県)
滋賀県北部にある長浜市で行われる曳山祭りは、「動く美術館」と称される曳山の巡行が目玉です。
さらに、曳山の上で上演される子供歌舞伎は、華やかな姿と厳しい稽古を受けた子供たちの演技が見る人々を魅了してくれます。
5月
三社祭(東京都)
浅草で行われている三社祭は、各町から神輿や囃子屋台が出され、芸子連などが華々しく練り歩きます。
なかでも約100基の見m腰が勢ぞろいする様子は、壮観のひとことですよ。
6月
YOSAKOI ソーラン祭り(北海道)
色とりどりの衣装とにぎやかなソーラン節のリズムで、思わず心が躍りだすYOSAKOIソーラン祭り。
チームの一糸乱れぬ情熱的な踊りや、迫力あるパフォーマンスは目の前で見る価値がありますよ。
7月
博多祇園山笠(福岡県)
博多祇園山笠は、博多の総鎮守として知られる櫛田神社で行われる700年以上続く伝統あるお祭りです。
法被姿で山笠を担ぎ、「オイサ、オイサ」の掛け声を町中に響かせ駆け抜けるお「追い山笠」は祭りのクライマックスですよ。
8月
青森ねぶた祭(青森県)
ねぶた祭りは、山車の上に明かりを灯した巨大な灯籠乗せて練り歩くとても華やかなお祭りです。
七夕まつりに起源をもつといわれ、歌舞伎や神話を題材にした巨大なねぶたと、踊り手の「ラッセラー」という掛け声とともに祭りを盛り上げます。
9月
おわら風の盆(富山県)
富山県で開催されるおわら風の盆は、三味線などの音色が響き渡るなか、浴衣に編み笠を目深にかぶった踊り手が一晩中踊り続けるお祭りです。
越中おわら節にあわせて無言で踊り続け、艶やかで優雅な女踊り、勇壮な男踊りなどが観客の目を楽しませてくれますよ。
10月
名古屋まつり(愛知県)
名古屋の秋を彩る名古屋まつりは、昭和30年に始まった比較的新しいお祭りです。
祭りのメインは、愛知が生んだ織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑をはじめとする英傑行列で、豪華絢爛な衣装や、武士の殺陣などが見どころですね。
11月
唐津くんち(佐賀県)
「くんち」とは、「供日」とも書き、秋の収穫への感謝が込められた唐津最大のお祭りです。
タイや兜などの巨大な工芸品を乗せた14代の曳山が、笛や太鼓の囃子に合わせて駆け抜けるともに唐津の街を練り歩きます。
12月
秩父夜祭(埼玉県)
京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭の1つに数えられている秩父夜祭は、秩父神社の例大祭として親しまれています。
リズミカルな囃子が響き渡り、豪華絢爛な4台の屋台と2台の笠鉾が曳き回しは圧巻ですよ。
まとめ
今回は、全国のお祭りについてご紹介しました。
毎月どこかの場所でお祭りが開催されているほど、日本人にとって欠かせない文化の一つですね。
ここ数年は開催中止とされたお祭りも多く、心にぽっかりと穴が開いた方も多かったと思います。
早くコロナ禍が収まり、活気あふれるお祭りが開催される日が来るといいですね。
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