添乗員の仕事に興味はあるけど、実際のところって分かりにくいですよね。
彼氏にとっても同じで、彼女がどんな仕事をしているのか理解しにくいのです。
こんにちは!manaです。
今回の【元ツアコンが語る!】シリーズは、多くの女性添乗員が抱える「恋の悩み」についてご紹介します。
長期間会えない、どこで何をしているか分からないなどの理由で、彼氏に理解してもらいにくい添乗員。
「彼氏が不安に思うこと」を添乗員が理解していれば、関係も良好に保てるはず?!
以前に、添乗員のキャリアプランについてもご紹介しているので、そちらも合わせて読んでもらえると分かりやすいと思いますよ。
添乗員を目指す方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
彼氏に理解してもらえない理由
- スケジュールが合わない
- 添乗員の拘束時間が長い
- 深夜まで仕事している(修学旅行等)
- 宴会がある
- 浮気を疑われる
残念ながら、一般のサラリーマンの男性や学生であれば、添乗員の仕事を理解してくれる方は少ないです。
私も、学生時代から付き合っていた彼氏に説明しても、ピンときていませんでした。
それでも、理解して協力しようとしてくれていたので、とても優しい方でしたよ。
結局、別れたのは別の理由・・・(笑)
お客さんからも、「彼女が添乗員なんてイヤ」とか、「浮気し放題」とか心ない言葉をかけられたこともありました。
一般的に、彼女にするにはネガティブなイメージがあるのかもしれませんね。
どんな職業でも、お互いの信頼関係が一番重要ですよね。
スケジュールが合わない
まず最初に、最大のケンカになる原因です。
基本的に、添乗員は家にいません。
短期でも長期でも、泊まりの仕事に出ていれば、会いたいときに会えないのです。
デートに誘われても、「その日は、北海道にいる」
彼氏に突然、時間ができたから会いに行くと言われても、「ごめん。今、ハワイ」
これが冗談ではないから、笑えませんね。
私は、月初めに出るスケジュールを彼氏と共有して、いつどこにいるかを明確にしていました。
また、急に添乗が入ることも多く、予定していたデートの約束をキャンセルしないといけない場合もあります。
特に新人時代は仕事が少なく、スケジュールに空白が多いので、急な添乗を入れられやすい状態です。
もちろん、予定があれば、断っても大丈夫ですよ。
ただ、その日のために添乗を断ると、泊まり添乗1本(1泊2日なら2日分)断ることになります。
添乗員は日当制で、添乗日数が収入に直結するので、日当が安い新人時代は数をこなすしかありません。
仕事を取るか、彼氏とのデートを取るか。悩みどころですよね。
添乗員の拘束時間が長い
添乗員は、朝早くから夜遅くまで仕事をしています。
最近は、働き方改革などでサラリーマンも残業時間が制限されているため、さらに理解してもらえなくなっているかもしれませんね。
朝7時にスタンバイして、19時帰着だとしても12時間勤務です。
直行直帰が基本ですが、集合・解散場所まで遠いと、自宅まで2時間近くかかる場合もあります。
拘束時間が長いと、仕事帰りのデートがしにくくなります。
添乗は帰着予定時刻が決まっていても、行程の遅れや渋滞などで遅れることがよくあります。
せっかく彼氏の仕事が終わる時間に合わせていても、約束の時間に間に合いません。
ただ、彼氏が解散場所に迎えに来てくれたりと、うまくデートしている添乗員もいましたよ。
深夜まで仕事している(修学旅行等)
先ほどの拘束時間が長いに関連することですが、深夜まで仕事をしていることを理解してもらいにくいです。
特に、修学旅行は消灯後の見回りがあり、0時頃まで仕事することもあります。
夜、彼氏から電話がかかってきても、出ることができません。
見回り中にLINEすることはできますが、引率教員の宴会に同席すればLINEもできなくなります。
深夜まで連絡のつかない彼女って、彼氏からすれば不安で仕方ないですよね。
でも、添乗員からすると、睡眠時間を削ってまで働いてるのです。
「夜遅くまで何してるの?」と言われてしまうと、イライラしてしまうのも無理がありませんよね。
宴会がある
手配型添乗員に多い彼氏間とのトラブルの理由です。
ツアー型添乗員であれば、宿に着いたら業務終了の場合が多いので、宴会に同席する必要はありません。
手配旅行は、宿についてからが本番なので、宴会の間も走り回っています。
彼氏から見れば、「お客さんと一緒にお酒を飲むの?」という状態です。
会社の慰安旅行に参加したことのある彼氏なら、宴会の具体的なイメージがあるので、さらに心配になるはずです。
実際の添乗員は、お酒を飲みながらも「仕事中」という意識があり、わきまえています。
仲良くしているように見えても、サービスの一環なだけで、お客さんと一線を引いているのです。
束縛の強い彼氏や不安になった彼氏から、宴会中にLINEや電話が鳴りやまない添乗員もいましたよ。
どちらの立場も理解できるから、どんな声をかけていいか分からなかったことを覚えています。
浮気を疑われる
泊まりの仕事、夜遅くまでの仕事、急な予定変更、宴会の同席・・・
浮気を疑われる要素ばかりですよね(笑)
自分が逆の立場なら、疑ってしまっても仕方ない状況ですね。
添乗員は、真面目にガムシャラに働いているだけです。
目の前のお客さんに喜んでもらえるように、楽しい旅を提供するために一生懸命働いているのです。
実際は、一番理解してもらいたい彼氏に、理解してもらいにくいのが現実です。
まとめ
なかなか厳しい現状をご紹介しましたが、いかがでしたか。
お互いの関係を良好に保つには、「信頼関係」だと思います。
どんな職業であれ、お互いを信頼していれば乗り越えていけるし、楽しく過ごすことができるのです。
彼氏とケンカしながらも、うまくいっている添乗員も多かったですよ。
「彼氏に理解してもらえない職業」という認識を添乗員が持っていれば、相手との向き合い方も変えることができますよね。
楽しく仕事するには、プライベートの充実も大切。
添乗員に興味のある方が、仕事もプライベートもハッピーに過ごすことができますように。
少しでも参考になっていれば嬉しいです。
コメント